最近、東京でも雪が振りましたので、それに絡めて私がインターネット投票推進するに至った原体験をご紹介致します。
2014年2月(平成26年)に行われた東京都知事選挙の投票所で受付のお手伝いをした時の事です。選挙期間中に東京は大雪に見舞われ雪が積もっていました。投票率にも影響して歴代ワースト3位の46.14%。勿論低投票率の原因は天候だけではありませんが、会場に若者の姿が少ない事を残念に思っておりました。
昭和22年4月5日 | 61.70% |
昭和26年4月30日 | 65.20% |
昭和30年4月23日 | 59.63% |
昭和34年4月23日 | 70.12% |
昭和38年4月17日 | 67.74% |
昭和42年4月15日 | 67.49% |
昭和46年4月11日 | 72.36% |
昭和50年4月13日 | 67.29% |
昭和54年4月8日 | 55.16% |
昭和58年4月10日 | 47.96% |
昭和62年4月12日 | 43.19% |
平成3年4月7日 | 51.56% |
平成7年4月9日 | 50.67% |
平成11年4月11日 | 57.87% |
平成15年4月13日 | 44.94% |
平成19年4月8日 | 54.35% |
平成23年4月10日 | 57.80% |
平成24年12月16日 | 62.60% |
平成26年2月9日 | 46.14% |
平成28年7月31日 | 59.73% |
20時の投票締め切り間近、そろそろ終わりかなと片付ける心の準備をしていた時です、お婆さんがダッシュで駆け込んできて、間に合ってほっとした様子でした。
雪で転ぶかもしれない中、ダッシュしてまで投票するというお婆さんの選挙に対する情熱。これを目の当たりにして、天候が悪くても足腰の悪い方が自宅から安全に投票できるようにインターネット投票など、投票する術を増やせないかと感じたことがきっかけです。こちらについては2015年の選挙に立候補した際にも訴えましたが力及ばず落選。その後、運良くインターネット投票を推進する企業と縁があって働くことになり、推進に関わることができました。
これは後になって分かったことですが、
ネット投票の実現には法改正が必要で最短でも2022年の参議院選挙で在外邦人向けの投票で実施されるかという状況です。
https://rio-tateishi.com/2018/1204122606/
公職選挙でインターネット投票が実現するのはまだ先ですが、政策コンテストなど市民参加の手段として、中野区で実現していきたいと思います。
![立石りお](https://rio-tateishi.com/riowp/wp-content/themes/simplicity2/images/1x1.trans.gif)
中野区議会議員(無所属)1987年1月29日生まれ 36歳 卯年 中野区・中野在住
法政大学大学院政策創造研究課程修了。大学在学中は極真空手に打ち込み関東大会準優勝。2010年には東京大学アントレプレナーシップ論講座で最優秀賞を受賞。2015年中野区議会議員選挙で1268票獲得するもあと170票およばず落選。その後、インターネット投票を推進するIT企業を経て2019年初当選。共著に「弱者にやさしい会社の話」(KINDAI E&S BOOKS)
所属委員会
総務委員会 副委員長/情報政策等調査特別委員会 委員
その他活動
NPO法人ストリートデザイン研究機構 専務理事/グリーンバード中野チーム リーダー/昭三自治会 防災部長/中野消防団第六分団 団員/東京青年会議所中野区委員会 広報幹事/第45回わんぱく相撲中野区大会 実行委員長/中野区赤十字奉仕団昭和分団 団員/昭和区民活動センター運営委員会 委員/中野区青少年育成昭和地区委員会 委員/中野区交通安全対策協議会 委員/中野駅前大盆踊り大会実行委員会 委員